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ちいかわの映画『人魚の島のひみつ』、観てきました。しかも、ひとりで、朝イチで。
わたし、ちいかわが大好きなんです。「何推し?」って聞かれると困るくらい、どの子もかわいくて、個性的で、ぜんぶ好き。そんな癒したちが、スクリーンの中で動いて、喋って、歌う。もうそれだけで、最高の時間でした。
実は、観るかどうか、かなり悩んだ
正直に言うと、観に行くかどうかは、かなり悩みました。理由は、3つ。
- もう話の内容を知っていたこと。Instagramで読んでいて、そのあとコミックまで買って読み込んでいたので。
- こう言ってはなんですが、「なんぼいうても子供向け映画やろう」と思っていたこと。
- 上映時間も短めだろう、と思っていたこと。
そのうえ、夏休みでお盆の時期。子連れの方が多くて、マナーもあまり良くないと、いろんな人から聞いていたので、ちょっと躊躇していました。
でも——朝イチの回にしたら、これが大正解。落ち着いた雰囲気で、ゆっくり観ることができました。もし同じ心配があるなら、これから観る方には朝イチがおすすめです。
かわいい、だけじゃないんです
そんなふうに「子供向けやし」と、どこかで侮っていた自分を、観終わってから反省しました。
思えば、世間でちいかわが流行り始めた頃、わたしは「何それ?」「いい歳の大人までキャラクターもの持って……」と、不思議でなりませんでした。でも、読み始めてわかったんです。ちいかわは、「可愛い」だけじゃない。深いんです。
考えなければ、浅いところで終わってしまう。でも、考えると、考えさせられてしまう。作者のナガノさん、どんな方なんやろ、といつも思わずにはいられません。
今回の映画も、やっぱりそうでした。かわいい絵柄の世界なのに、理不尽なことや、どうにもならないこと、だれかの幸せの裏でだれかが割を食うようなことが、ちゃんと描かれる。「平和的に解決する落とし所は、なかったのかな」と、つい考えてしまう内容で。最後は、含みを持たせる終わり方です。(※ネタバレは配慮したいので、ここでは詳しく書きません)
なぜか、「罪と罰」がよぎった
観たあと、不思議なんです。読んだことないはずなのに、ドストエフスキーの『罪と罰』って、こんな感じなのかな、と考えてしまう。
だれかを想うがゆえの、たった一度の“やってはいけないこと”。それが、逃げても逃げても、どこまでもついてくる。そういう重さでした。ただ——あの物語にあるはずの“救い”が、ここには見当たらない気がして。それが、ずっと胸に残っています。
だからでしょうか。どの子も、幸せに、平和に解決できる方法で過ごせていますように。そう願わずには、いられませんでした。
それにしても、あの表情
……なんて、しんみり書きましたが。
あの、線と丸だけで、細かい表情まで出せるのは、本当にすごい!と、いつも感心してしまいます。
(そこ? 何を観に行ってるんや、と自分でも思います)
【お出かけメモ】映画館で、気持ちよく観るために
- 上映時間は99分。「短いかな」と思っていたら、しっかり見応えのある一本でした。
- 朝イチの回がおすすめ。落ち着いて、ゆっくり観られました。
- 入場者特典に、ボンボンドロップシールをいただきました(※特典はなくなり次第終了)。
原作コミックも、おすすめです
「かわいいだけじゃない」——あの深さは、原作コミックでこそ、じっくり味わえます。わたしも、Instagramで見かけて、そのままコミックを買い集めた口です。
じつは、今回の映画の物語(セイレーン編)は、原作コミックの8巻に収録されています。「あの話を、もう一度ゆっくり味わいたい」という方は、8巻から。
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ちいかわ自体が初めての方は、1巻からどうぞ。
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